2013年8月16日金曜日

お金がなぜ大切か学ぶこと


今日は嫁さんと立会い出産について話してドキドキしてきました。

さていよいよこの本もラスト。
子どもには普段からお金の流れを話すといいみたいです。

例えば買い物に出かけたとき。
消費する人がいて
働く人がいて
作る人、つまり価値を生み出す人がいて
お金を出した、投資した人がいて

社会にはこうした『役割』があることを日々の生活を通して子どもたちに伝えていくことで、お金について学べるみたいです。

お金を払う人  -  お金を受け取る人
ものを買う人  -  売る人

の対比を通して経済の表と裏を伝えるのも必要です。

子どもと一緒にフリマに出店することで、普段は買う側から売る側の経験をしてみたり。。。


お小遣いは子供の権利ではありません。

あくまで金銭教育の一環としてお小遣いを与えましょう。
成績が上がったら、お手伝いをしたらといった労働の対価としてのお小遣いは辞めましょう。ということです。
僕は中高時代成績良ければお小遣いもらえたので勉強頑張った記憶がありますが。。。

親にとっての注意事項

おねだりに負けない

つい買ってしまいがちですが、自分のお小遣いの中からやりくりすることを覚えさせましょう。

ルールを決める

お小遣いをあげる額や日を決めるなど、ルールを守らせて、その中でやりくりする術を身につけさせましょう。

子ども1ヶ月あたりの小遣い額が載っていました。
親の年収が上がればお小遣いも上がる、というわけではないようなので、自分の家の考えに沿って金額を決めるのが良いようです。

お小遣いで貯金の習慣を付けさせる

お小遣いは、おとなになった時にお金のやりくりで困らないように、という心づもりで一緒に考えながらやっていくことが大切そうです。


自分の財布をもたせる

自分の財布からお金を出させることで、ほんとに買うかなどを考えるきっかけになります。

何に使ったか記録させる

これは親が手本を見せる必要がありますね。
欲しかったもの、必要な物、どっちを買ったか記録させていきましょう。

自分のお金を貯める

目先のお金だけではなく、未来のことを考えて判断する力がつきます。

お小遣い-貯める金額=使って良い金額


おとなになってから毎月お金を貯められるように、小さいうちから習慣づけるのが大事です。

使う練習は子どもに任せる


子どもが将来おとなになってから自分で判断できる力を付けさせるため、暖かく見守りましょう。親が全部判断していたら、子どもが大きくなった時に自分で判断できなくなってしまいます。


196ページ、最後には作者の子どもがおねだりした時の親子の会話が載っています。
最後は是非自分の目で確かめてみて下さい。


親子は手と手をとって成長していくのですね。
子どもが無事に生まれたら、新人パパとして、子どもと一緒に悩み考えて歩いていければと思います。

2013年8月14日水曜日

子どもへのお金の教育の仕方



今週から嫁さんが産休に入りました。
いよいよ出産が近づいて来ました。

さて、6章からは子どものお小遣い教育について載っていました。
子どもにはまず大きく4つのお金について教えます。


  1. 必要な物を買うお金
  2. 欲しい物を買うお金
  3. 1年以上とっておくお金
  4. 人のために使うお金

必要なもの・ほしいものをしっかりと分けて理解させた上で、お小遣いでやりくりさせるのがいいそうです。
たしかに必要な物だからといって親が何でもかんでも買い与えていたら、子どもは必要なお金だったら無限にあるんだ、と勘違いしてしまうかもしれませんね。

この4つを分けて理解していくには、4種類の項目に分けたお小遣い帳をつけていくのがいいそうです。

これらのお金をいかにバランスよく使うか(例えばすっからかんになる、全部貯金に回すとかにならないように)だんだんと身を持って覚えていく必要があります。

「お金はどこから来るのか」

子どもに聞いてみましょう。

今の時代はなかなかお金の姿形が見えにくいので、お金は親が稼いで持ってきて、それを使ってといった大きな流れの中でお金が動いていることを理解させていく必要があるみたいです。

お金は無限にATMの中にあるものじゃないことを教育していかないとですね。

2013年8月12日月曜日

働くママの話第2弾


168ページにはママの年収アップに伴う夫婦の手取り収入の変化が載っています。
変化のポイント

年収100万:住民税の負担発生
年収103万:所得税の負担・配偶者控除がなくなる
年収130万:社会保険料の負担
年収141万:配偶者特別控除がなくなる
年収150万〜160万で手取り年収アップ

年収130〜150万円くらいまでの間は手取りが減ってしまう現象が発生します。

同じページには社会保険と税金の加入支払い義務が載っています。
雇用保険、社会保険料、住民税、所得税と年収との関係が表にまとまっているので、見たい方は本を買って読んでみてね。

配偶者控除と特別配偶者控除


ママの収入が一定額を超えると軽減されていた所得税(38万円)と住民税(33万円)が課税されるようになります。
ただし、一定額を超えてもいきなり控除額が0になるわけではなく、配偶者特別控除により段階的に税負担が軽くなります。

パート勤務の社会保険


2016年10月から従業員501人以上の企業で働く場合、労働時間が週20時間以上、月収が88,000円以上あればパート勤務でも健康保険厚生年金に加入することが決まっています。

社会保険に加入するメリット


健康保険
傷病手当金・出産手当金がもらえる

厚生年金保険
老齢年金・障害年金の年金額が増える

雇用保険
失業給付金、育児休業給付金、介護休業給付金がもらえる

長期的視野で働く


収入をアップさせるか、扶養の範囲内で働くか、という問題ですが、近年は社会保障制度の見直しが相次いでいるため、優遇措置についてもいつまでもあるという保障はありません。
パパの収入の飛躍的なアップが見込めなければ、ママの収入と2本柱にするのが現実的、とまとめられています。

2013年8月7日水曜日

ワーキングマザーへの道


ワーキングマザーになるために必要なことが166ページからまとめて書かれています。

いつ働くの?

ピークは2回。子どもが1年から2年未満(育休終了のタイミング)
あとは7年から10年未満(子どもが小学校入学のタイミング)
になります。

子どもが1〜2歳の時

都心だと預け先になる認可保育園は定員オーバーになる可能性が高いです。(待機児童問題)
出産後なるべく早めに保育園について役所の担当窓口に直接相談にいく必要があります。

子どもが7〜10歳の時

子どもが落ち着いてから働きに出るようになるので、学童保育を利用するなどを検討するようになります。

保育園

各自治体によって保育料には差があるようです。
渋谷区は12,700円、中央区は21,800円などのようになっているようです。(2008年時点、前年の所得によって変動あり)

待機児童問題

定員オーバーのため、保育園に入れない自動を待機児童と呼びます。場合によっては無認可保育園に預けることになりますが、6〜8万円と割高になります。各自治体から補助金が出るケースが増えているので、確認をする必要があります。
また、翌年の保育園の審査に優遇されるケースがあります。

保育園に入れるときにポイント制度になっている所も多いようです。
夫婦共働きで○ポイント、両親が遠くに住んでいるので○ポイントみたいな感じですね。

保育料をサポートする制度


認可外保育施設保育料助成制度


無認可保育の保育料負担を軽減するための補助金制度。自治体によっては対象となる保育園の指定がある場合もあり。

私立幼稚園就園補助金


私立幼稚園に通わせる際に支給される補助金。規定の所得限度額を超えてない場合に対象になります。

市川市の保育園に入れるかまだ分かりませんが調べておきます。

市川市の保育園一覧
http://www.city.ichikawa.lg.jp/chi03/1111000006.html
6ヶ月たったら入れるケースとかもあるんですね。

市川市の場合、申し込みをする際に以下の書類が必要になります。
http://www.city.ichikawa.lg.jp/chi03/1111000004.htmlより

1.保育園入園申込書
2.お子さんを保育できないことを証明する書類
家族全員分の就労証明書が必要。
3.その他、状況に応じて提出していただく書類
4.保育料を決定するための書類
前年分の所得税額が分かる書類が必要になります。源泉徴収票のコピーを提出します。


2013年8月6日火曜日

働くママは賢く強く


150ページからは先輩ママ、佳世子さんの育児の仕方が紹介されていました。

使えるものはなんでも使う
頼れる人はだれでも頼る
それは
子どもと一緒の時間を1秒でも多くとるために

佳世子さんは第一子出産後、育休3ヶ月くらいでフルタイム仕事復帰。
1年後に第2子を出産したあとは産休・育休をとって時短勤務。
1年後に転職した、というママです。

さすがに産休を3ヶ月しか取らなかったので、保育園に入れるのはサクッと出来たみたいです。ただし、保育料は前年度の収入によって決まるため、11月から3月までの間は月5万の保育料だったそうです。

働きたいから子どもを保育園に入れるのに、保育料が高いから働けないとか、働いた分のお金が保育料に消えていくとかはよく聞く話ですね。。。

佳世子さんの場合は保育料が高くても頑張って働いた結果、
11月から3月までの保育料5万円時代はカツカツだったものの、4月からは保育料が月2〜3万円、でフルタイムで働いてガッツリ貯金、第2子出産ごは時短勤務だけど長男が3歳で保育料ダウン、第2氏も保育料半額とやりくりしたそうです。

目先の保育料にとらわれないのが大事みたいです。

仕事だけじゃなく体力的な面でも、働くママは大変ですが、

  • 食事は土日にまとめて作って冷凍
  • ベビーフードを活用
  • ベビーせんべい食べてる間に片づけ
  • 買い物はネットショッピング
  • 掃除も土日にやって平日は掃除ロボットを活用
  • お風呂の間に食洗機
  • 夜は8時に就寝

といったようにして佳世子さんは乗り切ったそうです。
夫の理解も大事ですね。

また、親の協力も必要ですね。

家事も育児も両方をやろうとすると、手のかかる子どもにイライラして家事がはかどらなくて・・・。とストレスが溜まってしまうので、上手いことやりくりするのが大切ということです。

結論

使えるものはお金も人もモノも使う
家事は二の次

子供の笑顔とママが楽しく育児をするために

2013年8月5日月曜日

103万円の壁


ママの働き方には色々なパターンがあります。

正社員

メリット
福利厚生が充実
社会保険加入で公的保障額が多い

デメリット
拘束時間が長い
休みが取りづらい

パートタイム

メリット
時短勤務が可能
シフト勤務で都合がつけやすい

デメリット
賃金が安い
責任ある仕事を任せられない

派遣社員

メリット
希望に合わせて仕事を選べる
勤務時間・場所を選べる

デメリット
仕事の紹介がないこともある
雇用期間が変更したり安定しない

フリーランス

メリット
好きな時間に働ける
頑張った分だけ収入増

デメリット
オン・オフの切替が難しい
公的保障が会社員に比べて少ない

それぞれにメリット・デメリットがありますね。。。

働くママの年収の差

パートで働く場合などによく出てくるのが、103万円の壁です。年収が103万円を超えると所得税が課税されたり・・・といったことがあるので、これもまとめておきます。

103万円の壁
月収約8万5千円以上
年収103万を超えると所得税が課税される。
パパの配偶者控除もなくなりパパの所得税額も上がる
(配偶者特別控除は141万円まで段階的にある)
年収およそ400万円の場合
所得税:およそ+2万円
住民税:およそ+3万5千円
合計5万5千円の増税

130万円の壁
月収10万8千円以上
社会保険の扶養枠から外れてママ自身の社会保険加入義務が発生社会保険料が負担(約18万円)になる。
ママ自身で社会保険に入ることで将来の年金額が増えたり、会社の健保に加入することで傷病手当金などをもらえるメリットは有り。

年収130万〜150万までの間は被扶養者の頃より手取りが少なくなります。

150〜160万円の壁
月収約13〜14万円
手取額が増える。

103万円を超えないようにする。超えるんだったら160万円を超えてバリバリ働く!というのが多いみたいです。

2013年8月2日金曜日

ママはいつから働き始める?


141ページにはママが働き始める際のメリットデメリットが載っていました。

産休明け


メリット
  • 復帰しやすい
  • 収入減の期間を減らせる


デメリット
  • 保育料が高い
  • 産後の体力回復が心配


育休明け


メリット
  • 育休をフル活用
  • 収入減の期間を短く出来る


デメリット
  • 保育園に入りにくい
  • 認可外保育園の場合、保育料が高い


3歳〜


メリット
  • 子どもとの時間を長く取れる
  • お金がかかりはじめてから働ける


デメリット
  • ブランクが長い


7歳〜


メリット
  • しっかりと育児に取り組める


デメリット
  • 働き口が見つけにくくなる
  • 収入が減る期間が長くなる

今のご時世、多いのは育休明けでしょうか。きっとみんな3歳くらいまでは・・・と思いつつ、お金がかかるので働き始める感じなのかな。
あとは、ずっと一緒にいると世界が狭くなってしまう(公園デビューとかね)から、働きに出ることでリフレッシュできる、と考えている人も多そうです。

2013年8月1日木曜日

お金があれば、いい子育てができるかな?


第4章の109ページからはちょっとスピリチュアルなお話になります。
スピリチュアルというか、子供に身につけさせたい2つの力について書かれていました。
とってもいい話で、大事な話だと思うので、ぜひ
を読んでみて下さい。
子供が自立できるようにするために親がするべきこと、親の心構えについても書かれています。
この章を読んで、親になるっていうのはとってもすごいことなんだなあと改めて感じることが出来ました。
生まれてくる子が大きくなってから自分の力で生きていけるようにする、それが親の勤めなんですね。